ボトックス・ヒアルロン酸・・・どんな効果でどこに何を注射するの??

ボトックス・ヒアルロン酸・・・どんな効果でどこに何を注射するの??

・ボトックスとは?

ボツリヌス菌の毒素を医薬品として生成したものです。米国のアラガン社から「ボトックス」という名称で販売され、成分がボツリヌス菌(ボツリヌストキシン)ということになります。
顔の表情筋に作用させることでシワ目立たなくしたり、エラやふくらはぎなどの筋肉が目立つ部分に注射することでボリュームを抑えたり肩こりの改善や脇汗などの発汗を抑える効果もあります。
最近では、花粉症の治療にも用いられています。

副作用:

ボトックスは針を刺すので、刺すことによって内出血が起こることがあります。数日~数週間程度で治ります。 ボトックス自体の副作用としては、顔に打った場合、表情が不自然になることが挙げられます。そもそも表情ジワを作る筋肉を動かなくすることによってシワを目立たなくしているので、効きすぎてしまったり、広範囲に効果が出てしまうと、笑っているのに笑っているように見えないような表情になってしまうことがあります。

ボトックスの効果は数ヶ月なので、効果が切れるとともにこういった不自然な表情も治ります。肩やふくらはぎにボトックスを打つことによって腕が上がらなくなったり、歩けなくなることはありませんので、ご安心ください。

・ヒアルロン酸とは??

ヒアルロン酸を注入することによって、皮膚の内側から肌を持ち上げ、シワや凹んでいる部分を目立たなくします。気になる部位に直接ヒアルロン酸を注入するため、即効性がありすぐに効果が実感できます。 効果を長期間継続されたい方は、定期的にヒアルロン酸を注入することをおすすめしています。
ヒアルロン酸は元々体内にある成分で、保湿性に優れ、肌のハリや弾力性を保つのに不可欠な物質ですが、加齢とともに減少してしまいます。

副作用:

ヒアルロン酸もボトックスと同様、針を刺すので内出血を起こすことがあります。また、まれに注入した部位が腫れることがありますが、しばらくすると治ります。 重篤な副作用としては、ヒアルロン酸が血管内(動脈)に注入されると、血管が詰まって皮膚が壊死してしまうことがあります。

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