医療法人社団 創輝会
レーザー治療中はもちろんのこと、アンチエイジングの観点から日頃から日焼けには気をつけなければいけませんが、ついうっかり日焼けをしてしまった、という時の対処法について解説します。 日焼けによって起こる肌の赤みや水ぶくれはやけどの症状と同じです。
したがって強く日焼けした時の処置はやけどの急性期に準じたものとなります。
まずは冷やすことです。流水で30分ぐらい冷やすといいでしょう。シャワーを使うのが便利だと思います。シャワーが近くにない時は氷や保冷剤で冷やすのでもかまいませんが、氷が直接肌に触れないようガーゼやタオルで包んで冷やしましょう。
冷やした後でなおもヒリヒリ感が続いたり、水ぶくれができているようなら炎症を抑える塗り薬を使うこともあります。水ぶくれを無理につぶしたり、皮膚をめくったりするとそこに菌が着いてしまうかもしれないので触らないようにしましょう。
日焼け後の色素沈着に対してはレーザー治療も可能ですが、赤みや火照り、ヒリヒリ感があるうちは治療を行うことができません。強く日焼けする場合レーザー治療は前後2週間あけると確実です。 また、メラニンの生成を抑制するビタミンCを摂取することもいいでしょう。より効率的にビタミンCを取り入れられる高濃度ビタミンC点滴がおすすめです。
しかし、1番いいのは日焼けをしないことです。紫外線対策がされた服を着用して肌を保護する、日陰を探す、SPF30以上の日焼け止めを塗ることを心がけましょう。
閉じる