医療法人社団 創輝会
今回は、比較的お手軽に行えるポイント施術についてご紹介していこうと思います。
例えば、入学、就職、転職などで環境が替わるのを機についでにちょこっと施術を受けておこうかなって方は割と多くいらっしゃいます。
違和感なく馴染める良いタイミングだと思います。
そうでなくても、日常的にアイプチなどで二重にしている方などは、
お休みを取られて施術を受けられる方もたくさんいらっしゃいます。
それくらいお手軽になってきたポイント施術ですが、初めてだと多少は怖い気持ちや不安な気持ちがあると思います。
痛そう、希望通りになるのかな、施術後腫れたりしないのかな、失敗することとかあるのかなとか考えると悩みますよね。
しかし、大半の方がやってよかった、この程度で済むならもっと早くやっておけば良かったとおっしゃいます。稀にご家族やパートナーに反対されて、泣く泣く元に戻される方もいらっしゃいます。
ちょっとした施術に限らず、この世に完全なことなんてほとんどないので、私だったら、毎日の作業が少しでも楽になるのならやってしまおうと思います。お金はもったいないけどだめだったら戻して貰えばいいやくらいの気持ちで受けられるレベルの施術もあると思っています。
もちろんこれは私個人の思いであって、施術を無理に勧めたり助長するものではありません。
考え方は人それぞれなので、ご自身や大切な人としっかり考え、相談した上でどうするかを決定されてください。
先に述べたように、施術後に反対されたりすると、とてもたくさんのことが無駄になってしまいます。
誰も幸せになれません。プライベートでもホウレンソウ(報告・連絡・相談)は大切です。
話がそれてきたので、そろそろ施術についてご紹介していこうと思います。
今回は、二重についてご紹介します。
まず一重と二重についてですが、日本人の場合、およそ半々だと言われています。奥二重もあるので、この奥二重をどちらに分類するかで割合も変わってくるのですが、いずれにせよどちらのまぶたの状態も正常です。
良い悪いも何もありません。ただ、二重にしたい方は多くいらっしゃいますが、一重にしたい方は稀なので、二重のほうが人気はあります。
二重のまぶたは、一重のまぶたにはない上眼瞼溝があります。
これは、表皮表面にある溝のひとつで二重の折れ目のような部分です。この折れ目は上眼瞼縁からほぼ6〜8mmほどの場所にあり、この折れ目の裏側から繊維性の薄い膜構造が目を開く時に用いる上眼瞼拳筋と結合しています。この上眼瞼拳筋は上後方にまぶたを引き上げる作用を持っているので、目を開く動作を行うと、この折れ目よりも下部のまぶたが上部にあるまぶたの後方へ引き上げられ、二重まぶたになります。一重まぶたの方は、繊維性の薄い膜構造が欠損している状態なので、折れ目と上眼瞼拳筋が結合できていません。この繊維性の薄い膜構造を人為的に作って、折れ目と上眼瞼拳筋との連続性を作り出すのが二重の施術となります。
次回は実際に行われている施術の種類や方法についてご紹介していこうと思います。
つづく。
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