2020.07.02 毎朝のお化粧がちょこっと楽になるちょっとしたポイント施術　２

・二重の施術の種類と方法

目は比較的目立つ部位を変えることになるので、遠慮したりせずに希望をはっきりと伝えるべきです。医師も遠慮したりせず、無理なものは無理とはっきりお伝えするので、ご安心ください。 当然なんでも希望通りになるわけではありません。不可能なことはいくらでもあります。ただ、患者様のためなので、できる限りご希望に添えるよう努力と提案はいたします。

患者様ご自身でも細い棒などを用いて、二重の線になりそうな部位を眼球の上後方に向かって軽く押さえてみることで二重の線を作ることができると思います。押さえる位置を変えてこの作業を何度か繰り返すと、ご自身で気に入る二重を見つけることができると思います。普段からアイプチなどで二重を作っておられる方は慣れているかもしれませんね。そうやって見つけたお気に入りの二重のラインやご希望を医師へお伝えください。 お伝えくださったご希望に対して、医師は必要な説明を差し上げます。先にも述べたように100％ご希望に添えるわけではありませんが、可能な限り力になりたいと思っております。

医師は目の特徴や鼻や口などの他のパーツとのバランスなども考慮した上で提案や説明を差し上げておりますので、一度耳を傾けてくださると嬉しいです。 ただ、クリニックごとにある程度見解を統一しているとは思いますが、医師も人間なのでそれぞれ好みや感覚が異なるのも事実です。もし”この医師とは合わないな”、”全然思いが伝わらないな”、”この人じゃないな”などと感じたら、妥協せずに他のクリニックや医師を探すのも良い選択かと思います。毎日顔を見るのはご自身であって、医師ではありません。 後悔してほしくありません。
もし他のクリニックや医師からも同じことを言われたら、ぜひ戻ってきてください。

それでは、二重にする方法についてご紹介していきます。

・埋没法と切開法の選択

二重を作るためには、重瞼線の裏側と上眼瞼挙筋の間に連続性を持たせる必要があります。この連続性を持たせる方法として、埋没法と切開法があります。
埋没法は、作りたい二重の線の裏側と上眼瞼挙筋との間を糸で繋ぎ合わせる挙筋法と、瞼板へ固定する瞼板法があります。時々二重になるけど安定しないようなまぶたに適しています。
切開法は、手術により作りたい二重の線と上眼瞼挙筋の連続性を作る方法です。まぶたが厚い、皮膚が余っていて皮膚を切除したほうが良い方には切開法が適しています。
ただ、実際にはどちらかにはっきりと分けられず、中間に位置している方が多いので、しっかり話し合っていけたらと思っております。

・眼瞼幅の修正

もし眼瞼下垂を診断されたら、二重の施術よりも先に眼瞼下垂の手術を優先されてください。眼瞼下垂には保険が適用されます。 二重にする施術は、あくまで健康な方へ向けてのものです。

・目頭切開

蒙古襞のあるなしで目の印象は変わってきますし、二重の内側の幅にも影響してくるので、もし目頭切開のご希望もあれば、ご相談ください。 高額になる可能性が高いので、目頭切開を強く勧めてくるような医師やクリニックには注意してください。即決しないほうが良いと思います。

・脂肪の除去

時々厚いまぶたをお持ちの方がいらっしゃるのですが、あまり発達しないと言われている眼輪筋と眼窩隔膜との間にある脂肪層が発達している可能性があります。二重の施術と同時にこの脂肪層の除去を検討することがあります。除去する量や切除する部位については相談しながら決めていきます。

次回は、施術後についてご紹介していきます。

つづく

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