2021.02.09 胸を大きくしたい系女子必見！豊胸術とは？！

もともと胸が小さい、出産や授乳で下垂してハリがなくなってしまった、形を整えたい、左右差を少なくしたい等、様々な理由で豊胸したいと思われる方が多いのではないかと思います。

でもクリニックで豊胸って痛そう。メスで切るの？傷痕が残ったり目立ったりしないの？そもそもどうやって胸を大きくするの？ といった様々不安や心配からなかなか相談にも行きづらいと思っておられる方もいらっしゃるかもしれません。

そこで、今回は豊胸術についてご紹介していこうと思います。

・豊胸術とは？

１．切ってバッグを挿入する方法

シリコンジェルバッグを挿入する方法は、仕上がりが自然な感触になるという理由でとても人気が高い方法です。

この方法は発がん性物質を含むのではないかということで、世界的に使用を中止していた時期がありましたが、現在ではシリコンジェルバッグと発がん性物質の因果関係が否定されたため、再び世界中で使用されるようになりました。

ただ、シリコンジェルバッグは自然な感触に仕上がるというメリットがある一方、万が一バッグが破損してしまった場合、内容物が体内に漏れ出てしまうというデメリットがあります。これに対し、生理食塩水のバッグを挿入する方法もあります。生理食塩水は万が一漏れ出してしまっても人体には無害というメリットがありますが、シリコンジェルと比べると感触が劣るといデメリットがあります。

そのような状況の中で開発されたのが、ソフトコヒーシブバッグです。

内容物をグミ状に固めることで万が一破損してしまっても内容物が体内に漏れ出てしまうことはなく、感触も優れていて自然な本物の胸に近い感触に仕上げることができます。シリコンジェルと生理食塩水のメリットを併せ持ち、デメリットを改善し安全性を高めていることから、最近人気が高まっています。このように、豊胸に関しての美容医療は日々進化してきています。

バッグを挿入するためには、腋窩切開という方法があります。この方法は、ワキの下を切開しバッグを入れる方法です。切った痕はワキの下のしわに隠れてしまうため傷が目立たない上、胸自体には一切傷をつけません。

その他、乳輪切開や乳房下切開という方法もありますが、乳輪や乳房下はワキの下に比べると傷が見つかったり目立ってしまう可能性が高くなります。 よって、現在では腋窩切開が最も多くなっています。

２．切らない方法

ヒアルロン酸を注入する方法があります。 体に負担がほとんどない、ダウンタイムが少ない、施術時間が短いという特徴があります。忙しくてなかなか時間が取れない方や、胸を大きくしたいけど手術までするのは…という方におすすめです。

ただ、ヒアルロン酸は徐々に体に吸収されてしまうので、永続的な効果は期待できません。 ヒアルロン酸以外では、脂肪を注入する方法もあります。これはご自身の太ももやお腹などから脂肪を取り出し、血液などの不要なものを取り除いた純度の高い脂肪を胸に注入し、胸を大きくするという方法です。

この方法は、注入した脂肪すべてが生着するわけではない、しこりや異常石灰化のリスクがある、痩せている方はもともと脂肪が少ないので不向きといったデメリットがあるので、そんなに強くお勧めできる方法ではないと考えます。

脂肪注入に限ったことではないのですが、担当の医師の説明をよく聞き、よく理解し、この医師なら信頼できる。大丈夫。と、 ご自身がしっかりと納得された上で施術を受けられることをおすすめいたします。

ヒアルロン酸も脂肪も注入できる量には限界があるので、もし数カップ大きくしたいとうご希望があるのでしたら、注入ではなくバッグの挿入をおすすめしております。

さいごに

ご自身やパートナーのご希望や何らかの事情で胸を大きくしたい、理想の形に近づけたい、形を整えたい と言ったご相談は多くございます。コンプレックスやストレスを低減することで、少しでも日常が楽しくなったり笑顔が増えることのお手伝いをできることは、私共美容医療に携わる者にとって大きな喜びであることは間違いありません。

ただ、バッグであれ注入であれ異物を挿入することになるので、先にも書きましたが、医師や医師と共に働いているスタッフの説明をよく聞いて、しっかりと理解し納得された上で、信頼のできるクリニックを選択されることを強くお勧めいたします。

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